マヌカハニーについて
マヌカハニーとは
マヌカハニーとは
マヌカハニーは、マヌカの木の花蜜から作られるハチミツです。マヌカの木はニュージーランドに自生する木で年にわずか6週間しか花を咲かせません。養蜂家にもミツバチにも、この時期はとても忙しくなります。
広大で人里離れた場所にあるサウスタラナキの農場のまわりには、密集したマヌカの森があります。ミツバチは巣箱から数キロしか飛ばないため、マヌカの森の中、 奥深くに巣箱を設置します。それで濃厚で純粋なマヌカハニーを作り出すことができます。
働きバチは、巣箱まわりに咲いているマヌカの花から「口吻」(ストローのような口)を使って花蜜を吸い、それを「 蜜胃」(一時的に蜜をためる場所) に保存します。ほとんどの花蜜は巣箱に持ち帰られますが、 働きバチの長時間の飛行で疲れた際のエネルギー補給としても利用されます。
働きバチは巣箱に戻った後、花蜜を巣の中のミツバチに渡し、花蜜は約30分で組成が変化します。この過程では、花蜜中のショ糖がブドウ糖と果糖に変換される化学反応が起こっています。
ミツバチはハチミツのもとになる液体を巣房に運び、丁寧に羽で扇いで乾燥させます。そうすることにより、余分な水分が蒸発し、ハチミツが発酵するのを防ぎます。
ハチミツがちょうど良い状態になると、ミツバチは薄いワックスの層でハチミツの入った巣を封印し、将来の食料として保存します。人間がハチミツを採取することにより、ミツバチの食糧が不足しないかと心配するかもしれませんが、ミツバチは通常、必要以上にハチミツを生産します。私たちは持続可能な養蜂のために、ミツバチには常に十分な食料を残しています。
ハチミツは養蜂家によって集められ、ニュープリマスにある自社工場へと運ばれます。工場に着いたハチミツはフィルターでろ過され、樹皮などの異物が取り除かれます。ろ過されたハチミツはゆっくりとかき混ぜる工程を経て、シルキーでクリーミーな舌触りのマヌカハニーになります。マヌカハニーはボトル詰めされて、製品となります。
UMFとMGOとは
UMFとMGOとは
マヌカハニーは、太古から自然の恵みとしてさまざまに利用されてきましたが、その効能を正当に評価する指標はありませんでした。
1990年代後半に、後にUMFハチミツ協会となる団体によって、ユニークマヌカファクター (UMF) と呼ばれる品質保証の基準が生み出されました。この品質保証は、次の4つの項目からなり、独立した研究機関でそれぞれの値を検査してマヌカハニーの品質を評価しています。
・真正性
・鮮度
・純度
・有効成分
”真正性”を評価するために、「レプトスペリン」という成分の量を測定します。これはマヌカの花蜜にのみ含まれるもので、マヌカハニーが本物であるかどうかを表します。
”鮮度”を評価するために、「ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」という成分の検査をします。HMFは、加熱されたり、長期間保管されると生成するので、マヌカハニーの保存期間と保存温度を表します。
”純度”や保存性を評価するために、「ジヒドロキシアセトン(DHA)」というマヌカハニー固有の成分の量を測定します。DHAは時間とともに、自然にメチルグリオキサール(MGO)に変化します。
メチルグリオキサール(MGO)は、マヌカハニーに抗菌特性を与えるマヌカハニー固有の”有効成分”です。MGOレベルが高いほど、マヌカハニーの効力が高くなります。
エグモントハニーは、UMFハチミツ協会に認定されており、UMFマークをマヌカハニーのラベルに表しています。 UMFマークを付けたマヌカハニーは、市場に出る前にUMFハチミツ協会認定の研究機関でテストされており、その品質が保証されています。100%純粋で本物のマヌカハニーを選ぶ際の指標となります。
マヌカハニーの種類
マヌカハニーの種類
エグモントハニーでは、心身の健康に役立つさまざまなグレードのマヌカハニーを提供しています。
マルチフローラルマヌカハニー (MGO50+、MGO100+)
毎日マヌカハニーを楽しみたい方には、MGO50+から始まるマルチフローラルマヌカハニーをお勧めします。
マルチフローラルマヌカハニーは、マヌカの花蜜が他の野生の花蜜(ポフツカワ、レワレワ、カマヒ、ラタなど)とブレンドされて、クリーミーで贅沢なハチミツが作られます。
エグモントハニーのマルチフローラルマヌカハニーは、濃厚なキャラメル風味で、精製された砂糖のヘルシーな代替品としても利用できます。スイーツからさまざまな料理まで幅広く使え、トーストにかけたり、スムージーや紅茶に入れて楽しむことができます。
毎日の食事にマルチフローラルマヌカハニーを取り入れて、健康的な生活をエンジョイしましょう。
モノフローラルマヌカハニー(UMF5+~UMF15+)
UMF表記のあるマヌカハニーは、他の花蜜が添加されていない純粋なマヌカハニー、モノフローラルマヌカハニーであることを保証しています。
砂糖の代わりにマヌカハニーの濃厚な甘い風味を料理に利用することもできますが、マヌカハニーの恩恵を十分生かすためには、スプーンですくってそのまま食べたり、毎日の朝食でシリアルのトッピングやトーストに塗って楽しむことをお勧めします。
ニュージーランドの厚生労働省では、温かい飲み物にハチミツを混ぜて喉の痛みや咳の不快感を和らげることを推奨しています。
モノフローラルマヌカハニー(UMF20+~UMF25+)
UMF20+を超えるマヌカハニーは、高い抗菌活性作用を示し、収穫量がとても少なく大変希少なハチミツです。
濃厚でビターなキャラメル風味のマヌカハニーは、スプーンですくってそのまま食べることをお勧めします。
UMF値が高レベルのマヌカハニーは、スキンケアにも利用できます。