2008年に創業

息子からのプレゼントが、数万匹のミツバチの入った巣箱だったことがある人はあまりいないでしょう。でも環境保護活動家であるトビー・アナベルにとっては、この上なく素晴らしい贈り物でした。息子ジェームズから贈られたこの巣箱はアナベルの情熱をかきたて、正真正銘のマヌカハニーとミツバチに優しい養蜂を追求する原動力になりました。

この情熱は、その1つだった巣箱を100個、さらには1,000個、最終的にはサウスタラナキの原生林に4,000個もの巣箱を広げるに至りました。その巣箱から採取された濃厚で豊かな風味のハチミツは、直接ニュープリマスにある私たちのハチミツ製造工場に運ばれ、製品となります。

巣箱では何万匹ものミツバチが一つのチームとなってハチミツを作っていますが、私たちの工場でもスタッフが一丸となって、1日に2,000〜5,000個のハチミツボトルに充填とラベリングを行っています。ここで瓶詰めされたハチミツは世界中に出荷されており、現在20 カ国以上に輸出されています。世界中の人々が朝食にエグモントハニーのハチミツを塗ったトーストを楽しんでいます。

エグモントハニーは短期間に急成長をとげましたが、創業者であるアナベル親子は創業当初の情熱を失うことなく、ジェームズはCEO、トビーは運営責任者として活躍しています。

ニュージーランド タラナキから世界へ

私たちのハチミツが、ミツバチの巣からボトルに入った製品になるまでさまざまな人々が携わっています。ここでは、4人のハチミツの製造に関わった人々、ランドオーナー、ヘリコプターパイロット、養蜂家、工場で働く人を動画で紹介いたします。

彼らの仕事へのこだわりと汚れのない環境の組み合わせが、どうやってベストマヌカハニーを生み出しているのかご覧ください。


ランドオーナー / クリス・フレウィン
ー伐採から植樹までー
※日本語字幕がご利用いただけます

エグモントハニーのサステイナビリティ

私たちエグモントハニーは、ミツバチにとって最適な環境を整えるだけでなく、私たちを取り巻くすべての環境に配慮しています。小さな変化が、多くの素晴らしい変化をもたらすことを確信しています。

1. 100%リサイクルプラスチック
私たちの製品は、100%リサイクルされたプラスチックボトルを使用しています。

2. 未来のために再生可能な農場経営
私たちはニュージーランド原産のマヌカの木を植えることで、原生林の回復に貢献しています。また、タラナキ・キウイ・トラストと協力して、サウスタラナキ​の農場でキウイの天敵である外来捕食動物を捕獲しています。これにより、将来的には農場の大部分を占める原生林にキウイが住むことができるようになります。

3. ミツバチの個体数を増やす
ミツバチは生態系に不可欠な存在です。受粉ができなければ食品はなくなり、私たちの生活も成り立ちません。私たち養蜂家は、巣箱のミツバチが病気になっていないか常に注意深く観察し、群れの中の女王バチを倫理的に育成して、ミツバチの個体数を増やすように努力しています。

4. 商業受粉の禁止
養蜂場の中には冬の間、ミツバチを商業果樹園に移動させるところもあります。サウスタラナキのミツバチは夏の間に一生懸命働いて、ハチミツを作ってくれています。私たちは、ミツバチに余分なストレスがかからないように、冬の間は次のシーズンに向けて、ミツバチを休ませています。

5. 環境への配慮
私たちは農場や巣箱、ハチミツ製造工場をすべて自社で所有しているため、ハチミツの採取から製品の製造まで効率良く行うことができ、温室効果ガスの排出量は少なくなっています。

6. GMOフリー、除草剤フリー、抗生物質フリー
私たちのハチの巣は、ニュージーランドの人里離れた原生林の奥深くにあり、他の​ハチミツ生産国でよく見られる農薬や汚染から遠く離れています。 ハチミツはすべて、遺伝子組み換え作物（GMO）不使用、除草剤であるグリホサート不使用、抗生物質不使用であることが、独立した研究所による検査で証明されています。




ミツバチの住みやすい環境を作るために

1. 庭にミツバチにやさしい花を植える
ミツバチは特に青、黄、紫、白の花に引き寄せられます。ラベンダー、ボリジ、ヤグルマギク、ポピー、パンジーなどを植えましょう。

2. オーガニックな除草剤を使用する
有毒な農薬や除草剤は避け、ミツバチに優しいオーガニックな除草剤を使用しましょう。庭の肥料や栄養補給には、オーガニック製品を選びましょう。

3. 病気のミツバチの世話の仕方
飛べずに弱っているミツバチを見つけたら、飛ばされてしまわないように手助けが必要な可能性があります。ティースプーン一さじのハチミツか砂糖水をハチの前に置き、元気を取り戻す手助けをしてあげてください。